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​連載コラム

​『もりさんぽ』

タウンマネージャーもりさんによる久留米の街ネタ・小ネタ。

​毎月1話ずつ更新していきます。

​皆さまからの情報もお待ちしております!

2023年2月号

​『もりさんぽ』

『「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」のだ!』

 いつも、このコラムをご覧下さりありがとうございます。また、お便りをたくさん頂戴し感謝に堪えません。御礼申し上げます。街なかの様子や動きを、少しでもお伝え出来ればと考え、想いを巡らせております。これからもよろしくお願いします。昨年春先の事でしたが、書評でとある本を見つけました。『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる:地域×デザインの実践』というタイトル。すぐに、「おっ!」と声をあげてしまいました。何故か?それは、それは思い当たるな!と感じたからです。                 

 仕事上、全国約250か所の中心市街地商店街と、その近隣へ足を運んでおります。久留米市中心市街地活性化に役立つ情報や、取り組みを求めてさすらい(笑)ます。もちろん、すべての地が活性化しているわけではありません。失敗とは申しませんが、大苦労されている様子や、状況を目にすることも少なくありません。苦労の要因は、外にも内にもあります。「郊外店進出」や、「後継者がいない」「店舗の老朽化」「店舗減少から来る組織力低下」など。「人口減少」や「少子高齢」それに伴う「過疎化」も多く耳にします。他人事ではないと思い、実態把握に努めます。そんな中、活性化に向けて頑張る皆さんにお目にかかるケースがあります。そんな地域には、デザインに長じている人材がいるのです。また、周辺の皆さんはデザインの持つ有意性や重要度を良く理解され、売り出しイベントの催事告知などのフライヤーづくりはもとより、街区街路の装飾、店頭改善、POP貼付など「人を集め、楽しませる」仕組みづくりを行って、賑わい創出を図り新たな創業を生み出していました。

街の未来を明るいと感じさせ、次世代を育成し継承することは持続可能な地域づくりに欠かせません。そんな時、デザインの持つ力を強く実感いたします。幸いなことに、久留米には優れたデザイナーさん方が多くいらっしゃいます。特に私は、「ペーパーワーク」中野様にいつも助けられます。漠然としたなら良いのですが、「ざっくり」した私のイメージを、デザインしフルカラーでビジュアル化してくれます。感謝!感謝!です。

 まちなかを、装飾や看板、フライヤー、POPなどを見ながら歩いてみませんか?「素敵!」と感じたら、それはデザイナーさんたちの仕事に違いありません。

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