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​連載コラム

​『もりさんぽ』

タウンマネージャーもりさんによる久留米の街ネタ・小ネタ。

​毎月1話ずつ更新していきます。

​皆さまからの情報もお待ちしております!

2023年11月号

​『もりさんぽ』

「柳川の中心街を歩けば」

 ご縁をいただき、柳川市へ行く機会に最近恵まれています。「水郷 柳川」は、心地よい響きを持つなぁと思います。「水都」もよいですね!久留米市で活動していると、以前も記しましたが「何もない」と、話す方が多くいます。特に、観光を主とする見どころなどは「皆無」との意見も強くあります。西鉄大牟田線沿線でいえば、「西鉄福岡(天神)」⇒「大宰府」(大宰府線利用)⇒「柳川」と、素通りが思い浮かびます。まあ、久留米に限らず「筑後」は地域資源の宝庫ですから素通りではないのですが…。

 西鉄柳川駅から歩を進め、立花通りから京町通りへ入ります。このあたりからが、柳川商店街。金融機関や郵便局、商店が軒を連ねるエリア。車の往来もありますが、伝統的建築物も多く歴史を感じながら歩くことが出来ます。ほどなく、柳川よかもん館(柳川市京町13-1)が見えてきます。ここは、2019年4月にオープン。「柳川ブランド認定品」をはじめ、こだわりの農産物を揃え、観光案内もある施設です。それだけでも訪れる価値は高いのですが、もっとすごい事があるのです。何と、新鮮な魚介や野菜果物をはじめ、暮らしに欠かせない米や味噌や醤油などが充実、地域住民の生活を支えているのです。生産者が心を込めた旬の商材も、「朝どれ」で並んでいます。

 こうした、「物産館」施設にはお土産物のみが並ぶのが本筋。不思議に思いお伺いしますと、この場所にはかつてスーパーマーケットが所在していたとのこと。閉店後は、かなり不便だったと思います。「よかもん館」の運営は、地元柳川商店街。観光客だけではなく、地元にも目を向け生活を支えて行くとの考えと、行動はとても素晴らしく、素敵だと感じました。

 

ここには、巨大なさげもんもあり、通年楽しむことが出来ます。

 

 柳川商店街は、『「あいだ」が、心地いいまち。』を表明されており、人のふれあいがまた、楽しい街であると想いを寄せております。路地を曲がり入りこめば、これまた歴史を深く感じることが出来る神社や、家並みがあります。秋から冬へ。柳川商店街界隈を中心に『散歩』をなさいませんか?ココロに、豊かな何かを得ることが出来ますよ。きっと・・・。

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